「反戦」のメディア史―戦後日本における世論と輿論の拮抗 (SEKAISHISO SEMINAR) epubダウンロード
「反戦」のメディア史―戦後日本における世論と輿論の拮抗 (SEKAISHISO SEMINAR)
によって 福間 良明
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内容(「BOOK」データベースより) 国民は「先の戦争」に何を読み込んできたのか。「原爆」の語りと「沖縄戦」の語りにはいかなる相違があり、また、それらはどのように変化したのか。戦争観の位相差と変容、そして、世論popular sentimentsと輿論public opinionの葛藤を描いた、画期的な戦後メディア論。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 福間/良明 1969年、熊本市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。香川大学経済学部助教授。専攻は歴史社会学・メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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『きけわだつみのこえ』や『ひめゆりの塔』、『ビルマの竪琴』は、戦後数度にわたって映画化されているが、その評価は同じだったわけではない。また、同時期の反戦映画が同じように社会的に受け入れられたわけでもない。「反戦」の語りはともすれば一枚岩的に見られてきたが、実際にはどのように変化したのか。また、同時代において「沖縄戦」「原爆」「前線」「銃後」の語りは、それぞれどのように異なっていたのか。本書は、代表的な「反戦文学(映画)」の受容のされ方を分析しながら、戦後日本の戦争認識の「世論(大衆的な心情)」と「輿論(事実・論理・政治主義に基づく公的議論)」の矛盾や相克がていねいに描かれている。ちなみに、「世論」と「輿論」は二項対立図式で把握されているのでもなければ、「輿論」を規範としているわけでもない。「世論=心情」を掘り下げながらそれが「輿論」に転じていく逆説的なプロセスに、可能性が見出されている。そうした考察の一方で、「反戦」に込められた戦後のナショナリティに関する批判的考察も鋭く、興味深い。
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